NURSEのQ&A


昨年はどうもなかったのに・・急にイライラする、疲れる、何もしないのに汗をかく。最近患者様との何気ない会話でよく耳にします。
もしかして私、更年期障害かも?!調べてみたので、気になる方は、参考にしてくださいね(^_^)/

更年期障害とは何か?

女性ホルモン減少の仕組み



更年期とは?

閉経の時期が近づいていくと女性ホルモンの分泌量の急激な変化により体調と異変をきたします。
まさにこれが更年期障害というのです。
更年期は閉経前後の約10年間が目安で、症状がでるのは閉経をはさんだ約10年間だそうです。
平均的には40代半ばから生理不順などの症状が出始め50代半ばまで症状が続くそうです。(個人差はありますが)

原因は?



女性ホルモンの一種である「エストロゲン」の減少が原因なのです。
若い頃は、「エストロゲン」の分泌が減ると、脳からエストロゲンを作る卵巣に指令を出して、自律神経のコントロールを行っています。
しかし、更年期になると、脳が卵巣にはっぱをかけると自律神経も影響を受けて一緒にがんばって働こうと活発になり、自律神経の活動下にある体温調節機能や呼吸などが必要以上に活動し、暑くもないのにほてったり、動悸がするといった症状がみられるのです。

エストロゲンの効果って?

エストロゲンには美肌・美髪効果があります!!
エストロゲンは、女性ならではの美しさを引き出す力があることから「美のホルモン」ともよばれているそうです。
コラーゲンやヒアルロン酸の合成をサポートする作用があるため、肌の「ハリ・ツヤ」を保つことができます。
コラーゲンは、髪の育成にもつながるそうです。
そのため、エストロゲンが減少してしまうと、薄毛や肌のたるみ乾燥などの症状がみられることがあると言われています。

更年期症状は?

自律神経失調症状

  • ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)
  • 発汗、冷え症
  • 睡眠障害
  • 動悸、頭痛、めまい、耳鳴り

精神症状

  • 優うつ、精神不安定、意欲低下
  • 不安感、記憶力減退

その他症状

  • 肩こり、関節痛、腰痛、筋肉痛
  • 腹痛、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢
  • 疲れやすい、口渇、皮膚掻痒感

*その中でもホットフラッシュは閉経女性の40~80%に認められ1~数年間、長期にわたり続く場合もあります。

4〇才・・・過ぎた私も最近、頭痛や動悸といった症状が時々あるけれど、これって更年期かなぁ~と勝手に思い込んだりしてますが・・



更年期障害には、有効なプラセンタ療法をご存じですか・・・?

プラセンタは英語で胎盤のことで、胎児の発育に必要不可欠なものです。
プラセンタの効果は・・・

更年期障害

女性にとって重要なホルモンの1つであるエストロゲンの血中濃度を高める作用があります。
ホルモンのバランスが整えられ更年期障害に効果があると言われてます。

疲労回復

細胞、血流、新陳代謝が活性化することで、疲れを感じる原因とされる乳酸を体内に溜め込まないようにする。

美肌、美白

肌細胞の新陳代謝を促進することで、シミやシワ、肌のハリに効果あり。

などありますが、他にもいろいろ効果が認められています。



ちなみに医療用プラセンタ注射は、厚生省に認められた医療用の医薬品です。
ただし、プラセンタ注射を受けると献血ができなくなります。

あくまでも効果には個人差があります。

当院でも取り扱っています。プラセンタ注射・内服に興味のある方はお気軽にスタッフまでおたずね下さい(^○^)